2012年12月19日水曜日

第46回衆議院選挙

第46回衆議院選挙島根県市町村別投票数
 12月16日、第46回衆議院選挙が行われました。第三局の登場が話題となりましたが、結果は自民党の圧勝となり、政権交代を決定的なものにした選挙となりました。しかしながら投票率は戦後最低という結果となってしまいました。
 私自身、選挙前は第三局の登場で衆議院選挙は盛り上がっているような印象を持っていましたが、実際は逆の減少が起こっていました。12月という時期が原因なのか、誰に入れたらいいのか判断がつかなかった事が原因なのか・・・投票率15回トップの島根県も前回の衆議院選に比べ10ポイント以上下がってしまいました。写真にあるように、私達の住む安来市も例外ではなく、34,484人の有権者数に対して投票者数は22,842人、投票率66.24%という結果となりました。
 
 そもそも、なぜ島根県は衆議院選挙15回連続投票率トップだったのでしょうか?恐らく人口全体に占める若者人口の割合が低い事で、高齢者などの投票率の高さがそのまま反映される事も大きな原因だろうとは思います。しかしながら都心部とは違い、田舎から中央には声が届きにくい、だからこそ選挙によって意思を伝えてきたのかもしれません。今までも島根県は歴代総理や衆参要の人材を排出する選挙区でありました。地方から出た議員を大切にして国でしっかり働いてもらう。そしてその地域の人の期待に答えていく。先人達はそうやって街づくりを行って来たのではないでしょうか?そしてそれは若い世代が引き継いでいく事だとも思います。選挙がすべてを変えるとは言いませんが、私達が住む田舎ほど、そういった事を大切に考えなければならないと思います。そして今、私達の街のような田舎から『考える教育と共に有権者教育』を行う事の必要性を感じています。




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