2012年5月7日月曜日

原子力発電所

先日、北海道、泊原発が停止した事により、現在日本にある17ヶ所54基の原子力発電所はすべて停止しました。日本の原子力発電所は、福島原発の事故以降、定期検査後の再稼動を出来ずにいます。エネルギーの乏しい現在の日本において、原子力発電は頼らざるを得ないエネルギーです。そして、総発電量の2割を原子力に頼ってきた日本のエネルギー事情を急速に変える事は困難であり、日本が安全な次世代エネルギーに転換するまで、原子力発電は必要なのかもしれません。
 しかしながら、現在のストレステストを経ての原発再稼動には疑問を感じます。日本海側と太平洋側でも、災害、危機管理の問題は大きく違うはずだし、発電所の種類によっても対応も変わってくるのではないでしょうか。事故原因も含め、正しい情報が開示されない今の状況下の中で再稼動してよいのでしょうか?日本の原子力発電はアノ事故を受けてもなお、安全神話の上での考えなのでしょうか?
 将来、『あの時が引き返す最後のチャンスだった』と後悔しない為にも、私達は今、考えるべきなのかも知れません。

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