7月8日、一般社団法人出雲青年会議所式典にお邪魔致しました。その中で、卜部(うらべ)初代理事長が創立当初のお話をされました。全国で105番目までの初代理事長がすべて他界されている中、初代理事長のお話を聞けたことは貴重な経験となりました。
原爆投下から数年後、広島青年会議所のある方からお話があったそうです。『広島は原爆投下後、100年は草木も生えないと言われた。でも我々は自らの力で復興を目指す、青年会議所という活動をしようと思う。一緒に青年会議所をやらないか』と。そして出雲青年会議所が設立されたそうです。
その中で、卜部理事長初め、当時のチャータメンバーは青年会議所設立にあたり、幾つかのルールを作ったそうです。その中の一つに、メンバーすべてに『くん』をつけて呼ぶ事にしたそうです。青年会議所のメンバーなら会の常識だと感じると思いますが、これには、理由があるそうです。すべてのメンバーを『くん』で呼ぶ事で、社会的地位を青年会議所内に持ち込まず、皆が平等に意見を言い合える団体にしたいという意味あいがあったそうです。
チャーターメンバーの熱い思いに触れる事の出来た貴重な体験でした。
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