2012年10月16日火曜日

選挙

 野田第三次内閣が誕生しましたが、民主党最後の内閣だとか、卒業記念内閣だとか言われ、国民の真意を問う、解散総選挙が近づいてきたように思われる今日この頃ですが、安来市市長選挙も10月21日に投票日を迎えます。

 現在、有権者の全国平均は53歳と非常に高い状況にある上に、若者世代の投票率が低いのが現状です。ただでさえ、高年齢者の意見が通る状況の中で、若者世代の投票率が下がれば、市制や国政は更に若者世代から縁遠い存在となってしまいます。
 
 自分ひとり投票して何が変わるのか、と言われる人もおられると思いますが、自分の街のことを考えて投票する一票は大きな意味があると思います。勿論、選挙だけで未来がよりよきものになるとは思っていませんが、領土領海問題などでも分かるように、民意は世の中を大きく動かす力となります。田舎の選挙は誰かに頼まれたから入れるというという風潮が昔からあります。それがすべて悪いと言っているわけではありませんが、自らの考えで投じる一票は今後に繋がると考えます。学校の授業の問題のように正しい答えは一つだけなどというものは世の中には限りなく少ないのだと思います。そして日本のエネルギーや様々な問題についても今後、私達は、リスクを分かった上で、どちらかを選択していかなければならないとも思います。

 『選択しない者は、誰かが選択した未来で生きるしかない』自らが選ぶことはとても難しい事だと思います。しかしながら、私達は、自分達の子供や選挙権のない後輩達の為にも、自ら選択していかなければならないと思います。

 

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