『100かいだてのいえ』より
昨日、我が子の作品展を見に幼稚園に行きました。『100かいだてのいえ』という絵本を素に園児達が思い思いの自分の100階建ての家を作品にしていました。絵本の中では、同じ家で動物達が仲良く暮らしていました。子供達もそれにならって沢山の動物を同じ家に描き、作品にしていましたが、人に置き換えて考えてみると意味深い絵本だと感じます。
今の日本は核家族化が進行していています。その為、共働きが増え、子供達の生活が心配され、社会的に学童保育やこども園などの施策が求められています。しかしながら昔日本は、何世代もの同居が基本でした。いつの頃からか、いつかはマイホーム(自分の城)と自らの幸せを追い求め、核家族化していった気がします。しかし、世の中は、それに反してグローバル化していきました。社会を100階建ての家にたとえるなら、違いを理解しながらも分かり合って行かなければ同じ社会(100階建の家)で同居する事は出来ないと思います。
昔から違いを受け入れて生活してきた日本人が、今度は世界という100階建の家での同居を考える時、恒久の平和への道が開けるのかも知れません。
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