2012年11月24日土曜日

2012三次こども市議会

                     11月17日、広島県三次市役所に行ってまいりました。10月に三次を訪れた際、小学6年生の子供達が市議会の一般質問を行う事業があるとのご案内を受けた為です。三次市役所の会場の傍聴席に着くと、目の前には、市長はじめ、議員の皆様、そして一般質問を行う子供議員の皆さんが座っていました。

 子供市議会に先立ち、三次青年会議所片岡理事長の挨拶、三次市長挨拶がありました。片岡理事長は本事業へのアツい思いを、市長は事業に向かう真剣な気持ちをお話されました。

 一般質問が始まると、子供議員の皆様が、通学路の安全確保や公園整備、災害対策、小中一貫教育に伴う三次小学校新設などについての質問が行われました。その質問に対して、各担当者からの答えがありました。今年度からの一般質問は、担当者からの答えに対して再度質問が行えるようにはなっていましたが、小学6年生がアドリブでそれを行う事は難しく、具体的な予算化には至りませんでした。しかしながら、自然保護の観点で絶滅危惧種である野鳥の『ブッポウソウ』の質問に対してだけは、市長が来年5月までに看板設置を約束されました。

 たかが看板設置です。しかしながら、この子達が中学生になって、来年5月に看板を視た時どのように思うでしょうか?小さな事であっても、自分の考えた意見が市制に反映された事は大きなことであると思います。小さな一歩ではありますが、子供達には大変貴重な経験であったと思います。片岡理事長はじめとされる社団法人三次青年会議所の皆様におかれましては、是非『こども市議会』を続けて頂き、市民の皆様にも訴え続けて頂きたいと思います。

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